リッカートスケールで得たアンケート・データの視覚化:likert package (その1)
Google formでアンケートデータを取ることが増えているので,その視覚化のための備忘録。使うパッケージはlikert。
データとしては,以下のイメージ。質問項目は,Q1からQ5まであって,例えば,1が「全く良くない」で,5が「とても良い」のような5件法だとする。
Q1 | Q2 | … | Q5 |
1 | 4 | … | 5 |
5 | 3 | … | 3 |
… | … | … | …. |
library(likert) library(plyr) dat=read.csv("likert_test.csv",na.strings=c("", "NULL")) #データの読み込み。実際のデータでは,空白,つまり無回答ということもあるので,空白をNAと判定させる。 dat2 <- data.frame(lapply(dat, factor, levels=1:5)) #datの中身をfactor(文字列)に変換。その際に,五件法なので範囲を1から5までとする。つまり,ある設問への反応として1が含まれていない場合などでも,1が0回とするための処置。その上で,データ・フレームにする。 dat2 <- na.omit(dat2) #念のため,NAデータを削除 dat3 <- likert(dat2) #各設問への反応をまとめる likert.bar.plot(dat3, #対象データファイル ordered=FALSE, #反応の順番。1から5の順。 group.order=c("Q1","Q2","Q3","Q4","Q5"), #今回の場合,指定しないと反応1が少ない順に並べられる。ここでの指定では,Q1からQ5への並べる plot.percent.high=FALSE,#指定しないと,高い反応(4と5)の割合(%)を表示 plot.percent.low=FALSE, #指定しないと,低い反応(1と2)の割合(%)を表示 plot.percent.neutral=FALSE, #指定しないと,中間の反応(3)の割合(%)を表示 plot.percent=TRUE #指定すると,各反応の割合を表示 ) +theme_bw() #プロットの背景色などのスタイルを指定。今回は白黒。 +theme(legend.position = "bottom", #凡例をプロットの下に表示。 legend.direction = "horizontal" #水平に配置。 )